10月の誕生会

グリーンロードは「人の気持ちを花でお届けします」と理念を明確にしている。

そこの携わる当人たちがお祝いされることの嬉しさを実感していないと、いいサービスを提供できる訳がないと考えている。
そのため、その月の誕生日の社員一同に会して食べたいものを募ってお店を予約。みんなで酒を酌み交わしながら舌鼓を打ち、
日頃できないコミュニケーションを図る機会を敢えて作っている。
今回は地元根津のご夫婦二人でやっている和食蕾。

メンバーは40代の黄昏年齢、これは少し言い方が失礼だな、論語で言うところの不惑を迎えるメンバー3名(20年選手、10年選手の会社がリーマン危機の際、支えてくれたメンバー)と新卒5年目、今や中堅社員で20代最後を迎えるメンバーとでお祝いをした。このように振り返ると大したことはないがそれなりに会社も年輪を重ねたと思う。

恒例で去年目標として掲げたメモを取りだし、達成したか、今年はどうするか、を話したが、自分が去年目標だと掲げた事柄を覚えてすらいない。
あるメンバーは「色彩検定の資格をとります」と高らかに言っていたものの試験すら受けていないという、まあかなりいいかげんな目標だなと、
いや、思いついたことを話していただけなんだと感じた。一年経ってみてどれほど成長したかは人事評価という側面を切り取ると本人にしかわからない。
「自分自身それでいいのか?」と問いかけてみた時、「自分なりにはよくやった、」ときっと答えるはずだが標高差で考えると大した高さは登っていないはず。
目標達成とそれに向けた意思の強さは非常に脆弱なもんだと自分を振り返って感じる。

まあ、余計な所感はさておき、ビールはたくさん、白と赤のワインを1本づつ、冷酒を少々、みんなで良く飲んだ。楽しい時間だった。

今年一年がみんなにとって素晴らしい一年になればと心から思う。しかし、六星占術のアプリでみんなの生年月日を入力、アプリから出てきた回答は全員あまり良くない年回りらしい。それを吹き飛ばすぐらいのエネルギーでいい一年にしてくれればお祝い会を開催した意味はあるのだが。