ワクチン接種が始まり、緊急事態宣言は一応20日で解除され、少し逼塞した雰囲気は和らいできた感じがする。武漢で始まった風土病は世界を揺るがす感染病となり早や2年。
そのような中、飲食店は営業時間を制限、ついには酒の提供禁止、という令和の禁酒法に見舞われ、同じく商売をやっている立場で胸が締め付けられる。
それでも我々は日々の生活があり、経済活動を止めてはならない。
我々が扱うお祝い花のお届け事情も大きく変化した。以前はお届け前に、お届け先に確認をとるなどはまず必要がなく、平日の常識的な時間帯であれば、普通にお届けができた。
ところがコロナ禍で、受け取り側は接触人数を制限したい、つまり出入り業者を制限したい、お祝いを折角なら自分の欲しい花の形で送って欲しい、出社制限される中で、花の受取に人手を避けない、など、条件が揃った。
これを逆手に①個別で送るのではなく一括でGRにて受注管理、装飾の企画②うち以外は出入り業者がいないので、出入り業者を制限できる③大手の場合、終わった花の廃棄料が数十万かかってしまうのを予算内で管理、などなどを実現できるようなサービス内容となった。最初は美容室や飲食店のオープン、企業の事務所移転、などのニーズに対応してきた。
しかし、6月は株主総会があり、役員改選のある、企業様にとっては非常にデリケートな時期。KADOKAWA様から代表及び役員改選のおまとめサービスを進めて、綺麗に装飾して欲しいとのこと。
色々ネーミングを考えていた時、趣味の登山の最中に「matomeru」という単語が降臨してきた。社内で検討した結果、これで商標登録することに。
KADOKAWA様も無事、株主総会を終えられ予定通り選出された。今までにない大がかかりなデザインで演出させて頂いた。
まさに三方良し、そんなサービスを花で提供していきたい。