6月 紫陽花

梅雨の晴れ間に、雨の雫をまとった鮮やかな紫陽花たちが美しいこの季節。憂鬱な雨空、傘片手の徒歩でも、道々で路地の紫陽花が目に入るとちょっとだけ心が躍ってしまいます。
庭の花として楽しむだけではもったいない、切り花出荷のピーク6月に、あざやかな紫陽花を室内で楽しみましょう!

陰の花は心を落ち着ける

花にも陰と陽があり、紫陽花は陰の花と言われています。
陰の花には鎮静作用があり、心を落ち着けてくれるので、なんだか寝付けない日や、イライラモヤモヤするときにおすすめです。
特にブルーの色にも同じような効果がありますので、
ゆっくり休みたいな、という時にはブルーの紫陽花をそっと飾ってみてはいかがでしょう。

たっぷりとした花序を生かして
大胆にアレンジ

紫陽花は小さな花が集まって一つの塊になっていて、
それを一つの花としてみるならば、小さいものでも直径10㎝、
大きなものだと20㎝を超えるものも。
そんな紫陽花は、企業間で送られるアレンジメントに入れると
季節感もあり、インパクトのあるギフトに。
飾っている間に、お花の色が変わっていくのも、紫陽花らしい魅力ですね。



花瓶にシンプルに

店舗でもぐっと目をひく紫陽花、お部屋に飾ってみたい、と手に取ったものの、さてどうやって生けようか…と迷うお客様もいらっしゃいます。何を合わせたらいいでしょうとご相談をいただきますが、そんな時は「シンプルにこれだけにしてみましょう」とおススメすることが多いです。

紫陽花には、葉脈の美しい青々とした葉っぱもついています。店頭では、葉っぱのつき方がバランスの取れているものを選び、上の方の葉っぱは残したまま飾れば、それだけでも十分見応えがあります。あまり残しすぎると水下がりの原因にもなります。お水につく部分の葉っぱは必ず取りましょう。

そしてベースは透明なガラスのものを選ぶと、涼しげに上品に飾ることができます。あえて余白を残しちょっと斜めに、ガラスの淵に引っ掛けるような生け方が簡単です。


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