先週末は、年間1600万本のバラを全国に出荷する、愛知県のJAひまわりバラ部会の圃場見学に行ってまいりました。
定番から希少品種まで150もの品種を生産、オリジナル品種の育成にも力を入れているそうです。
オリジナル品種で今きれいに咲いていたのはこちら「コンキュサーレ」です。
グリーンのスプレーバラで顔が大きく、キャベツのような可愛らしい形状が特徴です。
この日は日差しも強く気持ちの良いお天気で、ビニールハウスの中は半袖でも汗をかいてしまうほど。
バラたちにとっても、熱すぎるのはよくないので 頭上には遮光カーテン、更に温度調節のため
パイプからはミストが吹き出しております。んー、気持ちいい♪
太陽の光を浴びると、更に美しく見えるバラたち。
こちらはピンクのカップ咲 「スプラッシュセンセーション」
ギザギザの花びらがかわいいです。
見事なフリル咲の 「ラ・カンパネラ」
こういった花びらの多い種類は人気が高いですが、
生産者の方のお話では、この「ラブリーガール」のように花びらの少ない種類は
その分開花してからの動きがダイナミックで美しい とのこと。
確かにそうです。日持ちばかり気にしていたのでハッとさせられました。
このJAひまわりバラ部会は、二代目の方が多数頑張っています!
いろいろ教えていただきありがとうございました。
最後に検品作業も見せていただきました。
- 花の色が綺麗に出ているか
- 茎の長さ
- 葉の裏なども見て病気がないか
- 首が曲がっていないか
などをチェックして、等級が分けられます。
やはり、生産者さんの日頃の苦労やこだわりを直接お伺いすると
より一層愛着がわき、この花たちを活かしたい!と思いますね。
これからの時期は、正直バラの日持ちが悪くなりますが、その分値段はお手ごろになります。
是非ご家庭でもバラを飾って、開花の工程を楽しんでみてください!