4月のおすすめ スノーボール

Viburnum opulus unculus asiaticus

スイカズラ科ガマズミ属

お庭に植えると初夏に花を咲かせますが、切り花としては今ぐらいが多く出回ります。
紫陽花を小さくしたような、黄緑色の小さな花の集合体で、
上品さと可憐さを兼ね備えた、この時期オススメの枝物です。

どんな花いろにも合わせやすいので、春から初夏のアレンジには多く登場します。

白く変化した姿はまさにスノーボール

最初は爽やかな黄緑色ですが、咲き進むと白く丸い花の形になって行きます。直訳すると雪玉ですが、まさにかわいい雪の玉。蕾の時とはまた違った顔を見せてくれて、変化も楽しめるのもいいですね。

白い小花がまとまって一つの花に見える姿が、あまりにも愛らしいからか、花言葉は「茶目っ気」。またウェディングにも利用される花で「誓い」という花言葉もついています。

長く楽しむ水揚げのコツ

きちんと開花して白く丸くなる姿は、鉢植えの場合はよく見られるのですが、
切り花として花瓶に挿したものですと、なかなか最後まで開花するのは難しいお花です。
扱いの難易度はまあまあ高めで、上級者向けです。
買ってすぐにしおっとしてしまうなんてこともありますが、決して花屋さんに並んでいるものは、しっかりと前処理をされた状態で販売されていますが、お家でもお水変えの際に切り戻しなどをしてあげると、より長く楽しうことができます。

スノーボールの茎は固くこのような茶色でです。これをホジホジして取り出すと

このようになります。
この芯がむき出しになることによって水揚げがぐっと良くなるのです。
この方法は紫陽花にも使えるので試してみてください。

さらに、水につかる下の方だけ、カッターで鉛筆を削るように皮をむいてあげるとさらに水揚げが良くなります。
ただし、慣れない場合には指を切ってしまう恐れがありますので、無理にしなくてもいい工程です。
もし試される方は十分にお気をつけください。

スノーボールを使ったブーケ・アレンジ

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