6月のおすすめ ドウダンツツジ

Enkianthus perulatus
ツツジ科 / ドウダンツツジ属 

青々とした涼やかな葉をつけた枝物はこの季節のお楽しみです。
その中でも、ダントツの人気をほこるドーダンツツジのご紹介です。

ドウダンツツジとは

ドウダンツツジは、1〜2m程度の落葉低木です。

3〜5月に開花する白いお花が、木を覆うように咲くことから、その姿がまるで満点の星空のようということで、満天星(=ドウダン)と呼ばれるようになったという説があります。

細かく密に葉をつけるので、生垣にも利用される庭木ですが、生花店で切り花として並ぶときには、軽やかで動きのある枝が人気です。

その姿は優雅で涼しげ。まさに花言葉の「上品」がぴったりの枝物です。

とっても長持ちで手間いらず

水を切らさないように保つだけで、2週間から、うまくすると1ヶ月くらい飾れます。
生花店でお求めになると、1.2mくらいで一本あたり1200〜1500円くらいと、
そこそこのお値段がしますが、お花類の持ちが悪くなるこれからの時期に
長く飾れるのは嬉しいことです。
お水が濁りにくいので、ガラスの花瓶などに生けても汚れが目立たず、涼やかさを演出できます。

大きな花器に生けると、お水変えが大変なものですが、全部変えずに継ぎ足しでも大丈夫です。その場合、市販の延命剤などを使用するとより綺麗なお水を保つことができて安心です。

夏は緑、秋は紅葉

この季節は、みずみずしくて青々とした葉っぱが最大の魅力です。長い枝を大、きめの花瓶に無造作に生けるだけで、お部屋の空気は一変。爽やかで清涼感があり、梅雨のジメジメや、夏の暑さを和らげてくれます。

落葉樹であるドウダンツツジは、山の気温がぐっと下がることには、美しい紅葉した秋姿に変身。和の趣も感じられるので、お部屋に飾れば心を落ち着かせてくれることでしょう。
ただし、飾りっぱなしで紅葉まで楽しめるわけではなく、秋口になったら、紅葉した枝を購入し直しましょう。

旬の花、アジサイとの組みあわせ。

お手軽ながら観葉植物くらいの存在感

お部屋に存在感のある観葉植物を置いてみたいなと思いつつも、なかなか購入には至らないというかた、まずは夏の間、大きめのドウダンツツジを飾ってはいかがでしょうか。

花瓶に生けただけですが、床置きの観葉植物と同じくらいのインパクトでありながら、1/3くらいのコストですみます。
会社のエントランスなどでも、この季節は枝物を飾ることで
ガラッと印象を変えることができますよ。

夏のお祝い事には枝物を使ったダイナミックなアレンジメントがおすすめ

ドウダンツツジに限らず、この季節は美しい枝物が豊富に出回ります。
いつものお祝いアレンジにも、豪快に枝物を使用することで、季節感を演出しつつ、高級感のあるでワンランク上の花贈りになります。
重厚感があり華やかでありつつ上品さも残したいご就任祝い、特に高額のアレンジメントなどにオススメですよ!

モクモクとしたまさに煙のような枝物、スモークツリーを使用したスタンド花。
ちょっとしたご挨拶に季節の枝物をプラスすると、粋な手土産に。

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